南山大学

 
指定
期間
通年
単位
年次
4
担当者
生野 芳徳
他の科目との関連
他学科履修 不可
副題 物語散文の分析と解釈
授業概要 この演習は、物語散文の分析と解釈を中心課題とします。かつ、物語一般への理論的なアプローチの能力を養うことを目的とします。
春学期は、ドイツ語小説の歴史を概観しながら、同時に3年次生の演習の授業内容を扱い、リューティ、プロップなどの昔話の古典的文献の重点を整理し、卒業論文の対象作品を決定して、精読にかかる一方で、一般的な物語理論の重要な観点について学びます。
学修目標 虚構の物語のテクストの特性を理解し、その分析と解釈の理論的方法を具体的に身につけること。その基礎的な要件としての、ドイツ語読解の能力を高めること。
比較的専門的な文献を批判的に読む能力を身につけること。卒業論文作成のための準備をすること。
授業計画  昔話に関する上記の理論的観点の重点を理解するために、それらを具体的に作品に当てはめながら検討してもらう。また、物語理論一般の基礎知識を得てもらうためには、下記の入門書の重要な部分を読んでもらいます。
評価方法 授業での参加度、口頭発表、学期末のレポートに基づいて評価します。
テキスト Vogt, Jochen: Aspekte erz撹lender Prosa. 8. Auf. (VS Verlag f歹r Sozialwissenschaften)
その他