南山大学

 
指定
期間
春学期
単位
年次
1
担当者
松戸 庸子
他の科目との関連
他学科履修 不可
副題
授業概要  一年次の学生に対して、東アジアを知るための基礎的な訓練の場となることを科目の目標とする。具体的には、基礎的知識(中国を中心とする)の習得のほか、資料の探し方、レポートの書き方を学ぶと共に、討論や輪読及び各種発表の仕方等、大学に特有な学習方法の手ほどきをする。
学修目標  中華人民共和国に対する基本的な知識を身につける入門クラスと位置づけている。特に、視聴覚教材を多用することで人物、文物、風景、生活事情などにリアリティを持たせる。また、歴史的角度からも大きな時代の流れを把握できる力をつけて、特に、計画経済時代から改革開放時代への転換という重大な意味を理解させる。
授業計画  対象領域は中国で、3つの時代にわけ、以下のような観点から理解を深めていく。そのさい、ビデオや地図など視聴覚器具を使って具体的な把握を促したい。
 1.革命前夜から60年代まで(なぜ社会主義革命が起こったか、日中関係も含む)
 2.文化大革命(文革とは何か、社会主義とは何か)
 3.改革開放の時代(社会主義市場経済とは何か)
 また、社会や歴史を理解するための文献やその収集方法を講じると同時に、関連論文の輪読や討論も行なう。
評価方法 平常点(討論への参加度・貢献度)と学期末レポート試験による
テキスト 適宜プリントを配布する
その他