南山大学

 
指定
期間
通年
単位
年次
1
担当者
荒井 好和
他の科目との関連
他学科履修 不可
副題 「カイシャ」について考える
授業概要 ライブドアとフジテレビによるニッポン放送株買収合戦、楽天によるTBS株買占め等をきっかけに、企業のあり方がさまざまな角度から問い直されている。そもそも「カイシャ」とは何か、その支配や所有の構造はどうなっているのか、こうした問題を、新しいコーポレート・ガバナンスの議論も取り入れながら考えてみたい。
学修目標 この演習では、株式を軸に、株主と経営者の関係から、「カイシャ」の所有と支配の問題について考える。ただ「カイシャ」は多面体である。したがって、この演習で取り上げる観点以外にも、さまざまな側面から捉えることができることを示唆したい。
授業計画 会社法の入門書を用いて、まず株式について正しく理解することから始める。次いで、主要国の株式会社制度を概観したのち、文献リストから、企業の所有や支配の構造について書かれた論文・資料を順に読んでいく。
評価方法 ゼミでの報告、発言、終了論文などで評価する。
テキスト 初回の講義時に、詳細な文献リストを配布する。
その他