南山大学

 
指定
期間
夏期前半
単位
年次
2〜4
担当者
小巻 泰之
他の科目との関連
他学科履修
副題 物価変動と金融財政政策
授業概要  経済変動論Aでは、物価変動を軸に経済変動の要因及び金融財政策の有効性について検討する。物価は経済変動の鏡とされるが、実際には、その鏡は輝く時もあれば曇った時もあった。そこで、物価の決定要因をおさえた上で、第二次世界大戦後の物価変動を題材に、物価変動は金融財政政策の策定にあたって物価はどのような役割を果たしてきたのか、また物価変動は経済変動にどのような影響を与えてきたのかについて講義する。
学修目標  初日は、物価そのものの基本的な知識、物価の決定要因について習熟してもらう。その上で、第二次世界大戦後の物価変動の要因、経済に与えた影響、経済政策の当否について検討し、物価安定の重要性について認識を深める。
授業計画 第1日目:物価変動
     (1)物価統計と物価、(2)需要・供給要因、(3)物価変動のコスト
第2日目:戦後インフレとドッジデフレ
     (1)戦後インフレ、(2)ドッジデフレ、(3)オイルショック
第3日目:ディスインフレからデフレへ
     (1)ディスインフレ、(2)デフレ、(3)物価安定の重要性と経済政策
評価方法 毎回、講義最終時に小テスト(所要時間60分程度)を行う。最終日に試験を行う。
成績評価は、試験(ウエイト40%)と小テスト(ウエイト60%、各回30%)でおこなう。
テキスト 特に、テキストは使用しません。
参考書については、授業中に適宜指示する。
その他