南山大学

 
指定
期間
通年
単位
年次
3
担当者
高橋 弘一
他の科目との関連 経営分析論A・Bを同時に履修することが望ましい。
他学科履修 不可
副題 会計理論および会計制度の学習とわが国主要企業の財務諸表分析実習
授業概要  課題は、(1)会計理論および会計制度の学習と、(2)企業の情報源として最も信頼性が高く、かつ情報量が豊富な有価証券報告書を用いたわが国主要企業の財務諸表分析実習の2つである。課題(2)に関しては、必要と思われる指導は行うが、基本的には各自の自主研究と位置づけたうえで、適宜、授業の中で作業の中間報告と分析結果を報告してもらい、3年修了時に最終リポートを提出してもらう(適切と思われる場合には、グループ研究も認める)。
学修目標  (1)会計理論および会計制度の基礎を理解し、(2)有価証券報告書を用いたわが国主要企業の財務諸表分析を通じて、会計情報の実際的な利用方法を習得する。
授業計画  課題(1)に関しては、適宜テーマを選定し、1テーマにつき報告担当者2〜3名を指名する。報告担当者には報告用レジュメの作成・配布、口頭発表および質疑応答が求められる。その他のゼミ生には、授業終了時に、予め用意したリポートを提出してもらう。
 課題(2)に関しては、各自が選んだ上場会社等について、財務諸表分析を中心に、有価証券報告書を用いた経営分析を試みてもらう(通常、同一業種に属する3〜4社の比較分析が必要)。有価証券報告書の入手方法に関しては、図書館に依頼して、4月下旬〜5月中旬に“eol DBタワーサービス”と呼ばれるデータ・ベースの利用方法について講習会を開いてもらう。最終リポートの提出に先立ち、11月上旬〜中旬に分析結果の報告会を開催する予定。
評価方法  報告用レジュメ、プレゼンテーション、質疑応答、リポート等を総合して評価する。
テキスト 中村 忠『新版財務諸表論セミナー』白桃書房
桜井久勝『財務会計講義』中央経済社
吉村光威編著『入門 有価証券報告書の読み方』日本経済新聞社
中央経済社編『会計法規集』中央経済社
その他