81164 ミドル演習
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選 |
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町村 泰貴 |
他の科目との関連 | |
他学科履修 | 不可 |
副題 | 事例から学ぶ民法・民事訴訟法入門演習 |
授業概要 | 民事訴訟法の実務がどう進められるかを、具体的事例を題材として、当事者、弁護士(代理人)、そして裁判官の立場に立ったロールプレイ方式で学んでいく。 |
学修目標 | 民事訴訟法の内容理解を前提としながら、その前提となる民法の知識も習得し、実体法と手続法の双方を理解することが目標である。 |
授業計画 | 1.少額紛争と解決方式 敷金を返してもらえない 2.消費者紛争 パソコンを分割払いで買ったが、欠陥があって動かない。ところが分割払いの催促は関係なくやってくる。 3.調停と人事事件 夫婦の一方が愛人を作り、家を出て行ってしまった。離婚して慰謝料を取りたい。 4.債務整理・倒産処理 不況でボーナスが支給されず、住宅ローンの返済に行き詰まり、消費者金融で借款をしたらその返済でますます苦しくなった。 5.企業間紛争 A社はB社の株式を25%ほど取得している。ところがB社はA社の発言力が大きくなったのを嫌い、市価よりも20%安い価格で新株を発行し、第三者C社に引き受けてもらうことを計画している。これには問題はないか? |
評価方法 | レポーター、出席および討論への積極的参加により評価する。 |
テキスト | 山本和彦『よくわかる民事裁判(第2版)』(有斐閣・2005) |
その他 | 授業期間外に法廷傍聴を予定している。また夏季・冬季には合宿研修も行うので、積極的に参加してほしい。 |