81175 行政救済法
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秋学期 |
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榊原 秀訓 |
他の科目との関連 | 行政法総論、行政法各論 |
他学科履修 | 可 |
副題 | 国家補償、行政不服申立て、行政事件訴訟 |
授業概要 | 本講義は、行政の活動で国民の権利利益が侵害された場合に国民の権利利益を救済することに関する法を扱う。行政の失敗によって被害を受けた場合、交渉してもうまくいかなかったら、最後の手段の一つは裁判所に対して訴訟を提起することである。民法不法行為法の特別法である国家賠償法、民事訴訟法の特別法である行政事件訴訟法について比較的詳しく説明する。 |
学修目標 | 国民の権利利益の救済の仕組みとして、国家賠償法上の論点や行政事件訴訟法上の論点について基本的な知識を得ることができるようにする。現実に発生している具体的事例や裁判事件をみて、訴訟における争い方や、裁判において争点になるであろう具体的な論点を思い浮かぶことができるようになることを目指す。 |
授業計画 | I 行政争訟法 行政訴訟の類型、取消訴訟の訴訟要件、取消訴訟の審理手続、仮の権利保護、無効確認訴訟、不作為違法確認訴訟、義務付け訴訟、差止め訴訟、行政上の不服申立て II 国家補償法 損失補償法、権力的活動と国家賠償法、公の営造物の設置・管理と国家賠償法、結果責任に基づく国家補償 |
評価方法 | 試験で評価する。 |
テキスト | 芝池義一『行政救済法講義[第2版補訂増補版]』(有斐閣) |
その他 |