81191 物権法
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選 |
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春学期 |
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4 |
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2〜4 |
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清原 泰司 |
他の科目との関連 | 民法関係の他の科目(民法総論、契約法、家族法など)を理解するために履修することが必要 |
他学科履修 | 可 |
副題 | 物権法(担保物権法を含む)についての重要論点講義 |
授業概要 | 民法・物権法(担保物権法を含む)の分野について、具体的事例を交えながら説明する。物権とは、物(動産や不動産)に対する権利であり、所有権、地上権、抵当権などがある。この授業では、最も代表的な物権である所有権を中心として、その変動(取得、喪失、変更)についての様々な法的問題を説明する。また、債権を担保するために物に設定される担保物権—その代表的なものは抵当権—の概略を説明したうえで、最近下された重要判例について説明する。 |
学修目標 | 民法が定める2つの権利—物権と債権—の相違を十分に理解したうえで、各種の物権の特徴、物権変動をめぐる諸問題について学修する。また、最近の民法改正や判例の動向を学ぶことにより、民法と社会の関係についても理解する。 |
授業計画 | 物権を理解するためには、債権(人に対する権利)との相違を理解することが必要なので、最初にこの2つの権利の相違について説明する。その後、下記のテーマについて具体的事例を通して説明する。また、適宜、小テストを行い、学修到達度を見る。 1 不動産物権変動、動産物権変動、即時取得 2 占有権 3 用益物権(地上権など) 4 担保物権(特に抵当権)、物上代位 |
評価方法 | 定期試験の結果を基本とし、小テストの結果を加味する。 |
テキスト | 清原泰司ほか著『ファンダメンタル法学講座 民法2 物権・担保物権』(不磨書房) |
その他 |