南山大学

 
指定
期間
秋学期
単位
年次
2〜4
担当者
副田 隆重
他の科目との関連
他学科履修 不可
副題  英語を通じて学ぶ法学
授業概要  著名な英米法学者である田中英夫先生(故人。元東京大学教授)がハーバード・ロースクールでの日本法の講義のために、日本の法システムを日本以外の人々に紹介するために準備された英文による教材(裁判例を含む)を主に利用し、英語を通じて日本法を学ぶ。
学修目標  法学部の学生として、日本の司法制度さらに憲法、民法などの基本的な法律の内容を学ぶことは当然必要であるが、法の世界でもいわゆるグローバリゼーションが進行しつつある現在、諸外国の法制度を学ぶことが重要である。ただし、この授業では、直接に外国法を学ぶのではなく(そうした授業は別に英米法などにまかせる)、日本法の基本を英文で理解でき、さらには表現できることを目標とする。
授業計画  実際の裁判例を中心に民法の解釈に関する分野および憲法制定過程に関する分野を取り上げる。下記の著作のうちの
1 CHAPTER TWO "LEGAL PROCESS" IN JAPAN
   Section 1 "Intepretation" of Statutes by Courts 60-79pp.
   Section 5 Judicial Precedents 143-162pp.
2 CHAPTER SEVEN CONSTITUTIONAL HISTORY SINCE 1867
評価方法  毎回の授業時の態度、適宜課される課題やレポート等の内容等により総合的に判断する。
テキスト  教材は配布しますが、HIDEO TANAKA, THE JAPANESE LEGAL SYSTEM UNIVERSITY OF TOKYO PRESS 1976
その他  とくになし