91153 社会人類学研究(二)C
|
選必 |
|
通年 |
|
4 |
|
|
|
坂井 信三 |
講義題目 | 社会人類学と歴史研究 |
開講キャンパス | |
授業概要 | 社会現象を機能や構造の面から共時的にとらえようとしてきた社会人類学は、ポスト・コロニアル時代の現在、その「共時性」の認識そのものが、コロニアルな視線によって仮構されたものであったことに気づきはじめた。対象社会を歴史的に把えるばかりでなく、対象社会へのかかわりそのものが歴史性を帯びていることの自覚を、学問の方法論の中にくりこんでいくことが必要である。 |
学修目標 | 上のような問題意識に立って、社会人類学における歴史研究の可能性と必然性について考察する。 |
授業計画 | 具体的には、植民地化から現在までの西アフリカにおけるイスラームのあり方を、社会変化と国際情勢の変化に関係づけて研究する。 |
評価方法 | 出席と学期末のレポートにより、総合的に判断する。 |
テキスト | |
その他 |