南山大学

 
指定
期間
春学期
単位
年次
1
担当者
鳥巣 義文
講義題目 組織神学
開講キャンパス
授業概要 研究指導Iでは、履修者各自の問題意識の洗練と、問題意識を研究に発展させるために必要な知識を身につけさせることを目標とする。関係文献の精読と発表、また個人の関心に応じた先行研究、事例研究の紹介の作業を行ない、ディスカッションを通してそれらの知識の定着を図る。併せて研究方法論の基礎的なものを適宜紹介する。
学修目標 現代の神学に現われる神と救済に関わる諸見解を批判的に概観し反省することによって、聖書への根源的問いかけと現代人にとっての神と救いの意味の探究という双方向の関心を拓く。
授業計画 教組織神学領域における研究を行なう。とりわけ、救済史神学に論点を絞って、人々の救いと神理解をめぐる神学者たちの思想を検討する。文献研究と質疑によって、関連する諸問題の充分な理解と、それが現代に問いかける意味の解明を試み、さらに、この領域の展開に寄与できるような神学的解釈を探求する。主な展開は次の三点。

1.文献研究(Karl-Heinz Oh1igとGisbert Greshakeの対照的なアプローチの検討)
2.研究発表と質疑
3.報告書の作成
評価方法 文献の研究、発表、報告書提出などにより総合的に評価する
テキスト 研究指導の過程にて、適時示唆する。
その他 文献研究のためにドイツ語や英語の読解力が必要。