南山大学

 
指定
期間
春学期
単位
年次
1・2
担当者
町田 奈々子
講義題目
開講キャンパス
授業概要  日本語の文法の中でいままでさまざまな角度から論じられてきた自動詞文と他動詞文の対応や使役文や受動文といった複合述語文などを扱う構文論をはじめとして、照応関係、ハとガの区別、テンスとアスペクト、数量表現、否定表現、疑問文、いわゆるウナギ文、とりたて詞などのトピックを概観しつつ、それぞれの問題の本質的把握につとめながら、日本語の統語論、形態論、意味論に対する理解を深める。
学修目標  日本語の文法体系を考察し、日本語教育文法の構築をめざす。
授業計画 ・日本語文法概観
・日本語の語とカテゴリー
・日本語の格と単文構造、自動詞と他動詞
・日本語の複合述語構文1(使役文)
・日本語の複合述語文2(受動文、授益構文)
・日本語の関係節
・日本語のテンスとアスペクト
・日本語のハとガ、とりたて詞
・日本語の条件表現
・日本語のいわゆる「うなぎ文」他
・日本語の照応表現、数量表現
・日本語の否定文、疑問文

上記のトピックについて、講義、学生による発表、問題演習、討議を通して日本語教育文法への理解を深める。
評価方法 出席、発表、問題演習、タームペーパーで行う。
テキスト プリント教材を配布する。
その他