南山大学　シラバス検索用

指定	必	期間	秋学期
単位	２	年次	1
担当者	坂本　正

講義題目
開講キャンパス
授業概要	研究指導Iにおいて洗練された問題意識と、研究に関する基礎知識を基盤としながら、現実的な研究計画を立案できることを目標とする。そのためには、研究計画を発表し、それについてのディスカッションを行い、その結果を基に計画を再考するというサイクルを繰り返すことが適している。さらにこのプロセスの中に実践的な研究方法を教授する機会を組み入れ、現実的で具体的な研究計画が立案できるようにする。
学修目標	研究指導Iと同様に第二言語習得研究の各領域の歴史的な流れと最近の研究成果を学ぶとともに、受講生が絞った研究テーマに関して、どのような方法で研究を進めていったらいいかを決定し、パイロット調査を行うことを目標とする。
授業計画	第二言語としての日本語習得、並びに、日本語教育についてのテキストをみんなで読み進めていくと同時に、履修生の研究テーマに関する議論を行っていく。毎回、授業の前半はテキストを読み、後半は履修生の研究テーマに関する発表を行う。１）（Ａ）言語学習の開始年齢２）（Ａ）学習者の認知的要因とSLA ３）（Ａ）学習者の情意的要因とSLA ４）（Ａ）社会文化的要因とSLA ５）（Ａ）言語教育の基礎研究としてのSLA ６）（Ｂ）第二言語習得研究の計画と方法７）（Ｂ）語彙の習得８）（Ｂ）第二言語の喪失と維持９）（Ｂ）リスニング 10）（Ｂ）スピーキング 11）（Ｂ）リーディング 12）（Ｂ）ライティング 13）（Ｂ）言語テストと評価 14）まとめ
評価方法	筆記試験（40％）と研究レポート（40％）と積極的授業活動参加（20％）
テキスト	（Ａ）小柳かおる（2004）『日本語教師のための新しい言語習得概論』スリーエーネットワーク（Ｂ）小池生夫（編）（2004）『第二言語習得研究における現在』大修館書店
その他