93110 日米比較社会研究
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選 |
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春学期 |
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2 |
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1・2 |
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藤本 哲史 |
講義題目 | 現代社会とワーク・ライフ・バランス |
開講キャンパス | |
授業概要 | 本講義では、「ワーク・ライフ・バランス」をキーワードに、日本とアメリカ社会における家族生活と雇用労働の統合に関する問題点を取り上げ考察する。第一に、両国における現代家族の現状を把握し、家族生活に影響を与える企業の組織風土やジェンダー・イデオロギーの問題、また、働く親たちの葛藤の現状を分析する。また担当者の専門領域と関連させて、日米両国の企業による家族支援政策の展開過程、現状、また問題点等を考察する。 |
学修目標 | 社会学を基盤に、現代社会における雇用労働と家族生活のふたつの生活領域の相互関係、およびその相互関係とジェンダーの関連性に関する理解を深めること。また、ふたつの生活領域の役割間葛藤が働く人々に与ええる影響、および組織が講じることができる葛藤緩和策についての理解を深めること。アメリカの経験をもとに、日本社会が抱える労働と家族に関する諸問題を分析すること。 |
授業計画 | 1. アメリカにおける女性労働の現状 2. 日本における女性労働と生活時間の現状 3. アメリカにおける仕事時間の諸問題−概観 4. アメリカ人の労働時間 5. 家族の視点から見た労働時間 6. アメリカ人は働き過ぎか? 7. 仕事の家庭生活への影響 8. 職場の構造とワーク・ファミリー・コンフリクト 9. 労働時間に関する欧米比較 10. ワーク・ファミリー問題の考え方 11. Time Divideの諸相 12. 政策に関わる諸問題(その1) 13. 政策に関わる諸問題(その2) 14. 政策に関わる諸問題(その3) |
評価方法 | 出席 30%、宿題と授業内での口頭報告 40%、期末レポート 30%、 |
テキスト | Jacobs, Jerry A., & Kathleen Gerson.(2004) The Time Divide: Work, Family, and Gender Inequality. Cambridge, MA: Harvard University Press. 〈参考文献〉 Newman, David M. & Liz Grauerholz. 2002. Sociology of Families (2nd edition). Thousand Oaks, CA: Pine Forge Press Stebbins, Leslie F. 2001. Work and Family in America. Santa Barbara, CA: ABC-ClioHocschild, Arlie. 1989. The Second Shift: Working Parents and the Revolution at Home. New York: Viking. 『現代のエスプリ No.429 仕事と家庭の両立−ライフスタイル・フレンドリーな社会を めざして』至文堂 2003 |
その他 |