南山大学

 
指定
期間
春学期
単位
年次
1〜
担当者
吉根 勝美
講義題目 情報システムの構成要素としてのデータベース
開講キャンパス
授業概要 金融機関間の支払決済システムやコンビニエンスストアのPOSシステムなど、今や情報システムは経済活動に欠くことのできないインフラの一つであり、銀行合併時のシステム統合のトラブルや証券取引所の売買システム障害が経済に大きな影響をもたらしたことがそのことを裏付けている。本授業科目では、情報システムの中核的な構成要素であるデータベースに焦点を合わせ、情報システムにおけるデータベースの役割から、データベースの技術的な仕組みまで、実習を交えながら講義する。
学修目標 実際の業務を行なう立場から、外部の業者や情報システム部にすべて丸投げするのではなく、情報システムを自ら適切に評価しようとする態度を身につける。
授業計画 1.情報システムとデータベース
2.情報のコード化と論理演算
3.データベース管理システムとその標準化
4.データベースの操作
5.データベースの設計
6.データベースの最近の動向
評価方法 出席状況、学期末レポートにより総合的に評価する。
テキスト 必要に応じて資料を配付するが、参考書として以下を挙げる。
中村史朗『日経文庫 779 データベース入門』日本経済新聞社、1998年。
Charles Petzold(永山操 訳)『CODE─コードから見たコンピュータのからくり』日経BPソフトプレス、2003年。
その他