南山大学

 
指定
期間
通年
単位
年次
1〜
担当者
水谷 重秋
講義題目 財政学(租税原理の研究)
開講キャンパス
授業概要 近年、経済成長の鈍化に伴い租税原理が大きく変わりつつある。公平性を軽視し、中立性を重視して所得税の累進税率をフラットにしたり消費税の増税を画策するという税制の変化はその典型的なものである。そのような現実を前に、効率性と公平・公正との関連を勘案しながら望ましい租税原理を探求していきたい。
学修目標 下記テキストの内容をよく理解したうえで、望ましい租税原理を考え出すことを目標にする。
授業計画 下記テキストの輪読する。毎週1人の担当者を決め、分担部分の説明と自分なりの研究を交えた報告を行う。
評価方法 演習への参加態度とプレゼンテーションの出来具合に、学期末に提出を課すレポートの内容を合わせて評価する。
テキスト 牛嶋正『租税原理−−課題と改革』有斐閣、2004年。
その他 夏休み明けに修士論文の暫定的なテーマを提出させる。