南山大学

 
指定
期間
通年
単位
年次
1〜
担当者
櫻井 健吾
講義題目 西洋経済史研究(ドイツ産業革命)
開講キャンパス
授業概要 博士前期・後期課程の私の演習に入った学生は西洋経済史を専門的に勉強する。しかし、西洋経済史といっても、非常に長い時代と広い地域がある。私の演習は、産業革命期のドイツ経済史を学ぶ。
現代の産業社会の起源は産業革命ないし産業化にある。産業社会がいつの時代のどの地域にどのように形成されていったか、この問題を把握することは近代世界と現代社会を理解するうえで不可欠である。
学修目標 この演習では、修士論文を仕上げていく。そのためには(1)学界の最高水準の研究を学ぶこと、(2)ドイツ語文献が読めるようになること、(3)現代の学会で必要とされている研究テーマを自分の論文テーマとすること、(4)論文の書き方を学ぶこと、以上の4点がこの演習の学修目標である。
授業計画 上記の学修目標を達成するためには、ドイツ産業革命に関する学界の最高水準の研究書を自由に読めるようになること、これが絶対的な必要条件となる。従って、毎週の授業では、以下の研究書を丁寧に読んでいく。春学期と秋学期に、一度ずつ、自分の論文テーマの発表を行う。
評価方法 出席、予習、発表、レポート。
テキスト Hans-Werner Hahn, Die industrielle Revolution in Deutschland, 2. Aufl., M殤chen 2005.
その他