南山大学

 
指定
期間
秋学期
単位
2
年次
1
担当者
鹿野 緑
V.BOSE James
他の科目との関連
履修対象学科 数理情報学部
副題
授業概要 本授業は、英語コミュニケーションIBの継続授業である。

英語での情報理解および意思疎通のための会話、聞き取り、筆記能力を高めることを主たる目的とする。人と人とのコミュニケーションに焦点を合わせるとともに、学問的見地からのサイエンス・テクノロジーについても取り扱う。英語リーディングIIで取り扱われるサイエンス・テクノロジーに関する題材は英語コミュニケーションIIBの基本的題材となるもので、クラスの1週、2週、あるいは3週間をかけて学習が進められる。授業は、英語コミュニケーションIBと類似した形態をとる。
学修目標 本キャンパスの英語プログラム(NEPAS)が掲げる「世界につながる英語」という大目標のもと、本講義の主たる学修目標を以下のように定める。
1.コンテンツを重視した学習—視聴覚教材を用いてサイエンスやテクノロジーの分野の内容を理解し、対話、簡単なディスカッション、発表、レポートを通して英語で自分の意見を表現する力を養う。
2.クリティカル思考を高める—判断力を持ってものを見る目を、英語を通して養う。わかりやすい題材を使って、情報の整理と比較、評価などをできる力を養う。
3.自律学習—学習意欲を考慮にいれ、大学図書館、ワールドプラザ、インターネットなどを利用して基本的な英語の自律学習法を学ぶ。
4.実践的英語力—基本的なコミュニケーション技能を修得し、職場での電話、手紙、E-メールなど、仕事で使える英語力を養成する。
5.異文化理解—世界の英語を通して、異文化コミュニケーションを理解する。
授業計画 各レベルおよび担当者により週間授業計画は異なるが、以下のようなトピックの展開を基本に授業が行われる。クラス別シラバスは、各教員により授業第1日目に配られる。英語コミュニケーションIIBで扱うトピックは、英語リーディングIIと同様である。

第1週 ウォルト・ディズニー社:最新軍事技術を応用したテーマパーク
第2週 歩行型車椅子
第3週 絶滅寸前の種
第4週 携帯電話の電磁波は人体に有害か
第5週 工学部学生が創意工夫を着そうコンクリート・カヌー
第6週 空気燃料車
第7週 インターネットでゴリラと会話
第8週 無痛歯科治療
第9週 デジタル印刷技術:プリント・オン・デマンド
第10週 記憶のメカニズム
第11週 廃棄物を燃料に変換するシステム
第12週 国際的合併が増える自動車業界
第13週 クローン人間を考える
第14週 目と腕を持つマイクロ・ロボット
評価方法 授業期間におこなわれる筆記および口頭による小テスト、宿題提出状況、レポート提出、発表、自己および学生同士の評価結果、筆記または口頭による学期末試験結果などの総合評価。コミュニケーション授業を50%、LLクラスを50%の割合で合算評価する。クラスでは英語の使用を奨励。授業出席に関する注意事項に留意すること。
テキスト 各教員が学期始めに指示する。プリント類の配布、視聴覚教材の使用あり。
その他 この科目は、次のJABEE対応コース「情報技術専修コース」学習・教育目標に対応する。(A)