南山大学

 
指定
期間
春学期
単位
年次
2
担当者
BARKER David
花木 享
MEBED Sharif
MOORE Douglas
他の科目との関連
履修対象学科 情報通信数理科学
副題 数理情報学部:英語IA/IB
授業概要 本講義は、英語での情報理解および意思疎通のための会話、聞き取り、筆記能力を高めることを主たる目的とする。人と人とのコミュニケーションに焦点を合わせるとともに、数学や情報に関するトピックについても取り扱う。クラスの1週、2週、あるいは3週間をかけて学習が進められる。

授業は火曜日と木曜日の午後に開講される。火曜日と木曜日の授業は同一担当者が受け持ち、90分授業をおこなう。受講者は1月におこなわれるプレースメントテストの結果により、上級、中級、基礎の三つのクラスに分かれる。

本講義は一年次の英語コミュニケーションIB/IIBの継続講義である。授業では、ディスカッション、簡単なディベートや討論会、スピーチ、口頭やポスターを利用したプレゼンテーション、レポート、ロール・プレイなどをおこなう。映画やドキュメンタリーを使った授業もあり、多読、多聴教材を取り入れ、語彙力をやしない、発音やイントネーションも練習する。学生は授業内容を個人、ペアワーク、またはグループワークを通して学習する。宿題は毎授業出され、小テストもたびたびおこなわれる。
学修目標 本キャンパスの英語プログラム(NEPAS)が掲げる「世界につながる英語」という大目標のもと、本講義の主たる学修目標を以下のように定める。
1.数理情報関連トピックについての学習—難易度中級レベルの新聞やラジオ、またテレビのドキュメンタリーなどの視聴覚教材を用いて数理情報関連問題を理解し、英語で自分の意見を表現する。対話、簡単なディスカッションや発表、レポートを通して英語で自分の意見を表現する。
2.物事の是非の判断につながる思考力—数理情報関連問題を題材に、問題の因果関係を理解し、視覚表現を使って適切な解決策を提起する。
3.自律学習—学習意欲を考慮にいれ、大学図書館、「ワールドプラザ」、インターネットなどを利用して基本的な英語の自律学習法を学ぶ。
4.実践的英語力—基本的なコミュニケーション技能を修得し、取引相手との連絡や交渉、会議出席といった場面でのビジネス英語を学ぶ。
5.異文化理解—世界の英語を通して、異文化コミュニケーションを理解する。
授業計画 各レベルおよび担当者により詳細は異なるが、以下のようなトピックの展開を基本に授業が行われる。クラス別シラバスは、各教員により授業第1日目に配られる。授業計画の例を以下に示す。

第1週  数理情報入門: テクノロジーと社会
第2週  数理情報入門: テクノロジーの変化
第3週  通信技術: ベルBellからモトオラMotorolaまで
第4週  通信技術: 未来に向けて!
第5週  テクノロジーの歴史: 18世紀—偉大なる学者たち
第6週  輸送技術: 技術革新
第7週  輸送技術: Beam me up, Scotty!
第8週  テクノロジーの歴史: 19世紀—新人発明家たち
第9週  デザインテクノロジー: 都市と田舎のデザイン
第10週  デザインテクノロジー: 工業デザイン
第11週  テクノロジーの歴史: 20世紀—組織だった研究
第12週  コンピューターテクノロジー: マッキントッシュ対マイクロソフト
第13週  コンピューターテクノロジー: 限界を探る
第14週  未来のテクノロジー: 21世紀—人工知能
評価方法 授業期間におこなわれる筆記および口頭による小テスト、宿題提出状況、レポート提出、発表、自己および学生同士の評価結果、筆記または口頭による学期末試験結果などの総合評価。クラスでは英語の使用を奨励。
テキスト 各教員が学期始めに指示する。プリント類の配布、視聴覚教材の使用あり。
その他 この科目は、次のJABEE対応コース「情報技術専修コース」学習・教育目標に対応する。(A)