南山大学

 
指定
選必
期間
春学期
単位
年次
1〜4
担当者
VOLPE Angelina
他の科目との関連
履修対象学科
副題
授業概要 紀元後4世紀からキリスト教はヨーロッパ大陸における公の宗教になり、社会、政治政策、思想、そして美術に大きな影響を与えた。したがって、キリスト教を把握しないでヨーロッパ文化を知ることは不可能である。本講義はキリスト教徒である文学者、科学者、映画監督、また教育者などを紹介することによって、キリスト教の中身を分析する予定である。
学修目標 歴史においてキリスト教徒が犯してきた過ちを念頭に置きながら、人間の意義を中心とする本来のキリスト教的思想が具体的に人々にどのような影響を与えるのか、また、キリスト教的ヒューマニズムは人類共通の財産であるという仮説を確認することである。
授業計画 1.19世紀のキリスト教徒であった逆説的文学者、O.ワイルド
2.O.ワイルド:刑務所の中でのキリストとの出会い
3.無神論者からキリスト教徒へ:C.S.ルイス
4.C.S.ルイス:理性と信仰にまつわる問題
5.無神論者からキリスト教徒へ:M.デルブレル
6.M.デルブレル:共産主義とキリスト教
7.学生発表
8.キリスト教美術:フラ・アンジェリコ
9.キリスト教美術:カラヴァッジョ
10.キリスト教徒の科学者:A.カッレル
11.キリスト教徒の現代思想家:G.リヴァ
12.G.リヴァ:人生観としてのキリスト教
13.学生発表
14.まとめ
評価方法 定期的な小レポートと期末テストから総合的に評価する。
テキスト G. リヴァ「イエスを知るために」(ドン・ボスコ社)
その他 この科目は、次のJABEE対応コース「情報技術専修コース」学習・教育目標に対応する。(A)