南山大学

 
指定
選必
期間
秋学期
単位
年次
1〜4
担当者
HOLLAND Ronald
他の科目との関連 フランス語
履修対象学科
副題
授業概要  ヨーロッパ、アフリカ、北中南米、カリブ海、インド洋、太平洋、アジアにおける フランス語使用国会議加盟国と、その歴史的起源及び加盟国をつなぐ数々の国際機関を考察する。それらの国々の視覚上のイメージを明確に提示するためにビデオを利用する。とくに加盟国の大多数があるアフリカの国々に注意を払う。また、Canada(Qu暫ec州)を北の先進国の代表として、Madagascarを南の発展途上国の主要な例として詳しく紹介する。毎回、15分程度の簡単なフランス語やフランス語圏文化にも触れる。
学修目標  日本人の外国語教育は英語に集中しており、片寄り過ぎる現状があるので、驚くほど文化多様性をもつフランコフォニーの五大陸に渡る数多い加盟国それぞれの仏語・仏文化との関係を理解し、国際機関としてのFrancophonieの役割を明確にすると同時に、フランス語及びFrance、Canada、Afrique francophoneなどの文化や生活にふれることを目指す。又、France及びFrancophonieの多くの日本人との関りも紹介する。
授業計画 第1回:La Francophonie(=フランス語圏の50余りの国々)の全体像。
 2:La Francophonieの歴史的起源や数多くの国際機関の現状。
 3:西ヨーロッパ:France、Belgique、suisseなど。Francophonieの科学技術の紹介。
 4:東ヨーロッパの加盟国:Roumanie、Bulgarieなど。Francophonieのm仕ia、Internet等。
 5:南北アメリカやカリブ海:Canada、Haiti、など。Francophonieのchansons(シャンソン)。
 6:Canadaに於けるFrancophonie:Qu暫ec、Acadie、その他。教育やbilinguisme。
 7:近東、極東、インド洋、南太平洋の加盟国。Francophonieの映画界や美術など。
 8:Madagascarに於けるFrancophonie:歴史、経済、社会、フランス語による教育、文学等。
 9:北アフリカの国々:Maroc、Alg屍ie、Tunisie、Egypte。Francophonieのサミットなど。
 10:ブラック・アフリカ:そのI西アフリカ→S始使al、C冲e d’Ivoire等。フランス語圏文学。
 11:ブラック・アフリカ:そのII中央アフリカ→Cameroun、Gabon、Congo等。フランス語の外来語。
 12:La Francophonie以外のフランス語の存在など。
 13:フランス人の日常生活、教育、レジャーなどを日本人と比較する。
 14:百人以上のフランス語ができる日本人:そのきっかけや豊かな体験を読む。
評価方法 出席状況はもちろん、小テスト(毎回)、(欠席過多を適用する)。
テキスト プリント,Moi aussi, je parle fran溝is (Editions Surugadai) 232pp.
その他 フランス語を勉強したいと思う学生にとっては、この科目を受講することが望ましい。
ONG(非政府間組織),ONU(国連)など数多くの国際機関の公務員、国際 journalisme、海外tourismeなどのような職業に興味のある方に特にすすめられる。
この科目は、次のJABEE対応コース「情報技術専修コース」学習・教育目標に対応する。(A)