南山大学

 
指定
選必
期間
秋学期
単位
年次
1〜4
担当者
久村 恵子
他の科目との関連
履修対象学科
副題
授業概要   パラダイムとは、ある一定の期間において支配的な認識の体系・枠組み・規範であり、それはある一時代の人々のものの見方や考え方の根本を規定するものである。しかし、時代は時として劇的にまたは非連続的にパラダイムの転換を人々に強いてきたことも事実である。そこで本講義では、我々が日ごろよく耳にする言葉でもあり、また社会科学、特に心理学、社会学、経営学などの多領域において関心が寄せられてきた「リーダーシップ」に焦点を当て、各時代に繰り広げられたリーダーやリーダーシップに関わる研究の変遷とその時代背景やパラダイムを紹介する。
学修目標   一連のリーダーシップ研究の変遷を理解することにより、社会科学におけるパラダイムの意味について理解を深めること。
授業計画 1.科学とパラダイム —パラダイムとリーダーシップの定義—
2.リーダーは特別な人(特性論1)
3.優れたリーダーの特徴探し(特性論2)
4.リーダーとパワー
5.優れたリーダーの行動(行動論1)
6.リーダーシップの2つの軸(行動論2)
7.唯一最善のリーダーは存在するのか?(コンティンジェンシー理論1)
8.リーダーと意思決定(コンティンジェンシー理論2)
9.リーダーとメンバーとの交流(コンティンジェンシー理論3)
10.リーダーシップをめぐる新たなパラダイムの構築1
   —リーダーは必要か、不要か?—
11. リーダーシップをめぐる新たなパラダイムの構築2
   —変革型リーダーとカリスマリーダー—
12. リーダーシップをめぐる新たなパラダイムの構築3
   —マネジャー、リーダーそしてメンター—
13.リーダーシップをめぐる変わりつつある背景
14.リーダーシップ研究から理解する社会科学のパラダイム
15.定期試験
評価方法 定期試験による
テキスト 講義の中で必要に応じ資料を配布し、参考文献などを指示する。
その他 この科目は、次の JABEE 対応コース「情報技術専修コース」学習・教育目標に対応する。(A)