南山大学

 
指定
期間
秋学期
単位
年次
1
担当者
友岡 敏明
他の科目との関連
他学科履修
副題  「文明」の視点に立った世界認識
授業概要  「人類」を除けば人間集団についてのいかなる類型化概念よりも広い概念としての「文明」が存在すること、この文明を通して世界で生起する事象を説明することができること、そしてこの「文明」の概念によってどのような世界認識が可能かを考える。
学修目標  現在生起し、過去において生起したさまざまな具体例を通して文明とは何かを考え、文明を通して浮かび上がる現代の世界像を踏み台にして、将来の世界を見る視野を養う。
授業計画 以下のように進める。
 (1)政策の奥にあるもの
 (2)世界で起こっている出来事の奥にあるもの
 (3)文化と文明(生き様、価値観の体系)
 (4)文明の発生から現代の文明へ
 (5)なぜ西洋文明か
 (6)西洋文明の遺産と未来の世界
評価方法  授業への取組および学習成果(小テストや定期試験の結果)を勘案して総合的に評価する。
テキスト  指定せず(参考書は適宜紹介するが、基本は配付するプリントと時間内の講義である)。
その他  必修科目なので、どうしてもやる気のある者とやる気のない者の玉石混交のクラスになってしまう。しかし、「今年の受講生は質が悪い」などと悪評が立って不名誉なことにならないように、受講者の自覚と努力を望みたい。