南山大学

 
指定
選必
期間
春学期
単位
年次
2
担当者
石川 良文
他の科目との関連
他学科履修 不可
副題
授業概要  本科目は、問題発見・設定から、政策的課題を取り巻く社会的状況の認識、合理性・効率性および異なる価値観に配慮した政策合意形成のプロセス、さらに施行される政策の波及効果やその評価など、政策にかかわる一連のプロセスを確認する。次に、具体的課題を取り上げ、それを取り巻く社会的状況や多様な価値観の認識に関わるディベート、問題解決に必要な資料(データ)収集と分析、それら論理的思考および科学的・合理的根拠に基づいた政策提言・政策立案、あるいは政策評価に関する実習などを行う。ただし、担当教員の基礎とする学問分野により、課題設定やトピックスに多様性はある。
学修目標  本科目は、基礎演習および総合政策入門を踏まえた上で、政策形成プロセスの基礎を模擬的、体験的な学習を通じて修得する。
授業計画  万博や空港など公共事業が地域社会経済に与える影響は大きい。昨年行われた万博においても市民活動、経済、環境に与えた影響は大きいと考えられる。この演習では、地域社会経済を客観的に分析する枠組みを学びつつ、万博及び開催地を題材にして、その影響を議論する。また、ディベートを通じて議論された影響について客観的データを用いてレポートを作成する。

1.演習の進め方とテーマの設定
2.取りあげたテーマ(万博など)についてのディベート
3.客観的評価手法の習得
4.グループ課題の設定
5.グループ課題の調査・分析
6.グループ発表
7.調査結果のまとめとディベート
評価方法 演習への参加度合い、レポートをもとに総合的に評価する。
テキスト 別途指示する。
その他 1.演習ではコンピュータを用いた定量的な分析とプレゼンテーションを伴うので、エクセルとパワーポイントを使える人向きである。
2.グループ研究を行うため、欠席しないこと。