南山大学　シラバス検索用

指定	選必	期間	春学期
単位	２	年次	1〜
担当者	藤本　哲史

他の科目との関連
他学科履修	可
副題
授業概要	21世紀における公共政策や企業経営戦略の立案において重要なエレメントとなるジェンダーの問題について考察し、ジェンダー・パースペクティブの政策応用可能性を探索する。主として雇用、教育、家族を考察対象分野とし、これらの分野における現在までの性の社会的構築および階層化のトレンドを概観し、男女を取り巻く現代社会状況の認識へとリンクさせる。
学修目標	ジェンダーの社会学に関する基礎知識を学び、ジェンダーの視点から社会問題を分析する力を身に付けること。異なる生活領域で発生する問題ではあっても、その根底には共通したジェンダーの問題が存在することを知ること。また、問題解決のための手がかりについて考えること。
授業計画	（１）ジェンダーとは。社会のジェンダー化について。（２）性役割と性のステレオタイプ、性役割社会化（２回）（３）大学教育におけるジェンダー（２回）（４）セクシュアル・ハラスメント（５）雇用労働と性の不平等（６）家庭内性役割分業と男女間の社会的力のアンバランス（７）離婚と家族の変容（８）性暴力：法女性学的アプローチ（９）ドメスティック・バイオレンス、妻や恋人に対する暴力（10）同性愛と人権、ホモフォビア（11）エイズ差別、セクシュアリティー（12）リプロダクティヴ・ライツ、生殖技術の問題点
評価方法	期末定期試験100％
テキスト	指定テキストなし。必要に応じて資料を配布する予定。
その他