11605 官僚機構論
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選 |
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秋学期 |
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2 |
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2〜 |
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井上 洋 |
他の科目との関連 | |
他学科履修 | 可 |
副題 | 近代官僚制の形成と展開 |
授業概要 | 官僚制組織とは、一般に、頂点に独任制の長を戴き、その下に幾層もの階層をもち、しだいに末広がりに広がっているピラミッド型の階層(ヒエラルヒー)構造をもつ組織をいう。本講義では、このような特徴をもった行政組織(行政官僚制)が歴史的にどのように形成されてきたのか、これをイギリスと日本を例にとりながら明らかにしていく。その際、《議会に対して部局のすべての行為について独占的に責任を負う単独の政治的長のもと、階統制的に編成され、また公開競争試験によって任用された恒久的公務員が充員された部局》という意味での「部省」の形成に焦点をあてて論じる。 |
学修目標 | 近代官僚制の形成過程とその特質について理解を深める。 |
授業計画 | 1.官僚制の概念 2.ウェーバーの官僚制論 3.イギリスにおける近代的行政機構の形成(概論) 4.18世紀末イギリスの国王=執行部の構造 5.ministerial department 6.公務員制度改革 7.日本における近代的行政機構の形成(概論) 8.太政官制 9.内閣制度の創設 10.官吏制度の近代化 11〜13.戦後日本の行政改革 14.小括 15.試験 |
評価方法 | 筆記試験による。受講態度の積極性なども評価に加える。 |
テキスト | 適時資料を配布する。 |
その他 |