南山大学

 
指定
期間
春学期
単位
年次
3〜
担当者
亀井 孝文
他の科目との関連 会計学、公会計論、経営分析論
他学科履修
副題
授業概要  「監査」をめぐる幅広い領域を視野に入れその社会的な役割を認識させる。最初に企業会計に関わる制度監査をその発展史および理論の観点から取り扱い、コンピュータによる技術化、企業を取り巻く経営環境の変化と監査の機能等の問題も重視する。さらに、これら会計監査と並んで、新しく制度化された地方自治体の外部監査の概要や企業の社会関連情報に関わる社会監査、とりわけこれからの重要課題となる地球環境保護と企業活動を取り扱う環境会計に関わる環境監査の問題にも言及する。
学修目標 (1)不正経理事件等を通じて、会計や監査の社会的な意味を知ること
(2)自らの職業選択との関連で公認会計士の社会的役割を考えること
授業計画 1.会計と監査との関係
2.会計制度・監査制度の概要と沿革
3.監査人の種類・資格、公認会計士と監査役
4.証券取引法監査 ─ 公認会計士監査
5.商法監査制度(1)
6.商法監査制度(2)
7.監査基準の基本的性格と構成 ─ 一般基準(1)
8.監査基準の基本的性格と構成 ─ 一般基準(2)
9.監査の実施 ─ 実施基準(1)
10.監査の実施 ─ 実施基準(2)
11.監査報告書の作成 ─ 報告基準
12.公会計と公監査制度
13.環境会計・環境監査
14.会計・監査の国際化とコンピュータ化
評価方法 学期末の筆記試験による
テキスト 原 征士著『株式会社監査論』、白桃書房 2005年
その他