南山大学

 
指定
期間
秋学期
単位
年次
3〜
担当者
亀井 孝文
他の科目との関連 会計学、公会計論、監査論
他学科履修
副題
授業概要  伝統的な損益計算書および貸借対照表による分析と近年大きな関心の対象となっている現金収支計算書にかかわる新しい分析技法を取り扱い、これらを経営意思決定の観点と外部利害関係者の観点から考える。
 さらに、これら会計情報の他に社会関連および環境関連会計情報に注目して、企業の社会的責任ないし環境保護責任の遂行状況に関する分析にも言及する。さらに、会計情報をデータ処理することによって、企業を総合的に分析できる能力の修得を目指す。
学修目標 (1)表計算ソフトを十分に利用できるようにすること (2)会計情報を見て企業の財務状況の概要を知ることのできる“勘”を身につけること
授業計画 1.経営分析とは何か ─ 経営分析の意義と目的
2.貸借対照表の分析 (1)支払能力
3.貸借対照表の分析 (2)安全性
4.貸借対照表の分析 (3)資金運用力
5.損益計算書の分析 (1)資本利益率
6.損益計算書の分析 (2)売上高利益率
7.損益分岐点分析と利益図表
8.限界利益概念
9.付加価値と生産性
10.キャッシュフローと発展可能性の分析
11.パソコンによる経営分析実習(1)
12.パソコンによる経営分析実習(2)
13.パソコンによる経営分析実習(3)
14.パソコンによる経営分析実習(4)
評価方法 パソコン実習のレポートおよび学期末の筆記試験による
テキスト 倉田三郎・藤永 弘・石崎忠司・坂下紀彦著『入門経営分析(最新版)』、同文舘 2005年
その他 パソコンによる経済分析実習では毎回レポート提出を求める。レポート提出は任意であるが、負担を過大に考える学生には本講義は不向きである。