南山大学

 
指定
期間
夏期後半
単位
年次
1〜
担当者

石田 芳弘
(他)
他の科目との関連
他学科履修
副題 現場から考える国、県、市の公共政策
授業概要  現代日本における公共政策について、実際に公共政策の立案、実施に携わっている人びとの視点から考察する。国、県、市レベルの公共政策について、将来への方向性、現状の問題点、あるいは国、県、市レベルの公共政策の立案・実施に係る留意点を実例を通して学ぶ。集中講義日程の中で、国、県、市レベルの公共政策の概要を把握できるようにする。
学修目標  国、県、市の公共政策の関連性、類似点と相違点とを理解する。各レベルの公共政策の目標を理解する。また、シンクタンクの役割を理解する。公共政策の立案、実施に際して、具体的には、どのような考え方にもとづいてどのような方法が採用されているのかを理解する。公共政策の立案、実施に際して、どのような要因が関連しているのかを理解する。
授業計画 8月28日(月) 担当者・テーマ未定(決定次第掲示する)

8月29日(火) (財)科学技術交流財団 専務理事兼事務局長 長井 裕
(テーマ :2010年代を展望した地域・県行政・地方公務員)
1.2010年代の愛知の社会経済。これからの県の役割と地域経営の在り方
  補論・道州制の意義と課題
2.これからの地域の豊かさとは何か。真の行財政改革とは。公部門として守り、
  拡充すべきもの。これからの公務員像。
3.地域づくりの諸課題に対応する政策化モデルと政策立案体制。課題本質の把握と政策立案のための6つのキーワード〜リスク・マネジメント、格差拡大、新連携、現場力、出口機能、コトづくり〜。

8月30日(水) 犬山市長  石田 芳弘
1.ローカル・マニフェスト
  ローカル・マニフェストが、選挙や予算編成の文化を変え、地方政治改革へ導く
2.教育行政
  教育改革の取り組みのゴールは、自ら学ぶ力を育む教育文化の創造。
3.城下町再生
  まちの求心力、磁力を引き出し高めていくため取り組んだ犬山城を中心とした城下町再生。

8月31日(木) 東三河地域研究センター 常務理事 戸田 敏行
(テーマ :地方分権と主体的地域づくり〜実践事例から〜)
1.地方分権下における政策形成能力の育成 〜地域シンクタンクの役割〜
2.地方分権制度と新しい地域作り 〜県境地域に注目して〜
3.国際産業時代の地域政策 〜三河港における国際自動車企業集積の形成から〜
評価方法 出席と複数回のレポートとによる。
テキスト 必要に応じて資料等を配布する。
その他 各日の講師のレポートに関する指示を聞き、それに従うように注意すること。