南山大学

 
指定
期間
秋学期
単位
年次
2
担当者
佐々木 克巳
佐々木 美裕
冨田 誠
他の科目との関連
他学科履修 不可
副題
授業概要 専門的な事柄を説明する際、論理的でわかりやすく他人に伝えるためには文書作成の能力が不可欠である。本講義では、情報を表現する手段としての文書作成技術を学ぶ。まず基本的な文書作成の規則について、次に論理的でわかりやすい文書の作成方法を学ぶ。その後いくつかの専門的内容について学習し、それらに対するレポートとして実際に文書作成を行うことにより情報表現の能力を身につける。
学修目標 1.日本語として受け入れられる表現を用いることができる。
2.文体、構成が統一されたレポートを作成できる。
3.曖昧な表現のないレポートを作成できる。
4.文章を論理的に表現できる。
5.数理的な表現を用いることができる。
6.実験または調査の結果をレポートとしてまとめることができる。
7.数理情報学で使われる基本用語を理解している。
8.理系の文章の満たすべき性質を知っている。
9.発表のための発表資料・原稿を的確に作成できる。
授業計画 第1週:イントロダクション−なぜ情報表現論を学ぶのか
第2週:TeXの復習(1) 文書のスタイル、引用の方法
第3週:TeXの復習(2) 数式、各種シンボルの表現方法
第4週:TeXの復習(3) 図表の表現方法
第5週:文章校正の基本ルール
第6週:文章校正演習
第7週:文章作成技術(1) 言いたいことを的確に伝える技術
第8週:文章作成技術(2) 読みやすい文章を作成する技術
第9週:文章作成技術(3) 文章作成の基本ルール
第10週〜第11週:文章作成演習
第12週:プレゼンテーション資料作成の基本ルール
第13週〜第14週:プレゼンテーション資料作成演習
評価方法 レポートで評価する。
テキスト 杉原 厚吉、「どう書くか−理科系のために論文作法」 共立出版社

【その他】この科目は、次のJABEE対応コース「情報技術専修コース(情報通信学科・情報システム数理学科)」の学習・教育目標に対応する。(F)
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