南山大学

 
指定
期間
秋学期
単位
年次
3〜4
担当者
伏見 正則
他の科目との関連 「確率・統計」、「統計的方法I」、「統計的方法II」を履修していることが望ましい。
他学科履修
副題
授業概要 複雑なシステムの分析手法として重要であるシミュレーションの基礎的理論と実際例について学ぶことを目指す。具体的には、シミュレーションの原理、モンテカルロ法、乱数の生成と変換、システムシミュレーションの基本的考え方等を種々の例を交えて解説する。また、近年ファイナンスの分野などでのシミュレーションの強力な手段として脚光を浴びている準乱数、準モンテカルロ法についても解説する。表計算ソフトウェア(Excel)を使って実習を行う。
学修目標 1. シミュレーションの基本(モンテカルロ法、乱数の使い方、等)を知っている。
2. シミュレーションを用いた問題解決の手順を理解している。
3. 実際問題のシミュレーション・モデルを作成する方法を知っている。
4. シミュレーションを用いて小規模な問題を解決することができる。
授業計画 1.導入(シミュレーションの意義、適用分野、など)
2.モンテカルロ法1、表計算ソフトウェアの使い方
3.モンテカルロ法2(確率的誤差の推定法)
4.モンテカルロ法3(分散減少法)
5.乱数の生成と変換1
6.乱数の生成と変換2
7.モンテカルロシミュレーション1
8.モンテカルロシミュレーション2
9.連続系シミュレーション
10.システムシミュレーションの一般的考え方
11.システムシミュレーションの例
12.準乱数と準モンテカルロ法1
13.準乱数と準モンテカルロ法2
14.総合演習と質疑応答
15.定期試験
評価方法 定期試験80%、授業中に課すレポート等20%で評価する。
テキスト 適宜プリントを配布する。
その他 この科目は、次のJABEE対応コース「情報技術専修コース(情報通信学科・情報システム数理学科)」の学習・教育目標に対応する。(C)