南山大学

 
指定
期間
秋学期
単位
年次
1
担当者
井上 洋
講義題目 [公共政策領域]
行政機構論
開講キャンパス 瀬戸キャンパス
授業概要  研究指導IIにおいては、政策研究に必要な基礎知識と問題把握や政策立案スキルに基づき、まず、学際的なアプローチにより政策課題の発見を行う。その政策課題に対してどの様な解決策が妥当なのかという観点から、政策分析のための枠組みの構築とその実践方法を指導する。
学修目標 参加者各人が修士論文の作成にむけてのテーマ(政策課題)の設定を行う。
授業計画  行政機構と行政の改革に関する歴史的変遷を考察し、現代における行政のあり方に関する政策提言を行う。

第1回:夏期休暇中の進行状況を出し合い、討論する。秋学期の目標を参加者各自が明確にする。
第2〜4回:各自の研究テーマに沿って、交代で報告、討論する。各テーマに関わる研究史の総括、それにもとづいた基本的な研究課題の設定をめざす。
第5回:予備日(日程上可能ならば、国立国会図書館での演習を設定する)
第6〜9回:各自の研究テーマに沿った文献をひとつとりあげ、報告を作成し、発表する。各テーマに関わる研究史の総括、それにもとづいた基本的な研究課題の設定をおこなう。
第10〜15回:修士論文の構想(第一次)を作成し、報告討論する。秋学期終了以降2年次にかけておこなうべき作業の見取り図を明らかにする。

(演習参加者の多寡によって、上記の予定が修正されることがあります。ただし、一年を通じての、進め方の大筋は、上に示したとおりです。)
評価方法 日常的な演習参加態度による(場合によっては期末レポートを課すこともある)。
テキスト 特に設定しない。(必要な場合には、演習の時に連絡する。)
その他 演習への意欲的な参加を望みます。(参加状況と参加者の希望にもよりますが、できれば、年間に一回程度合宿形式での演習、および/あるいは、国立国会図書館での調査実習を、おこないたいと思います。)