南山大学

 
指定
選必
期間
春学期
単位
年次
1
担当者
寳多 康弘
講義題目
開講キャンパス 瀬戸キャンパス サテライトキャンパス
授業概要 本講義の目的は、国際経済学の理論モデルを説明し、それらを用いた国際貿易・資本移動の分析を試みることである。まず、経済の国際化過程とそれにともなう国際経済学の発展を論じ、次いで、進展中の経済グローバル化の意味について、理論モデルを用いて複数のシナリオを考察する。そして最後に、世界経済における日本の役割と日本がとるべき国際経済政策を検討する。
学修目標 理論モデルを用いて、複雑な現代の国際経済問題を統一的な視点から理解・分析する能力を養うことを目標としている。
授業計画 国際貿易の基本モデルを紹介し、貿易の利益、貿易と比較優位、貿易パターンを分析する。そして、通商政策の価格や厚生への効果を考察する。近年、重要となっている自由貿易協定、貿易と環境、国際労働移動などについても言及する。
評価方法 出席・平常点及びレポート
テキスト 特に指定しない。
その他 学部レベルのミクロ経済学を十分に理解している者の履修が望ましい。