96251 アルゴリズム研究
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選 |
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秋学期 |
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2 |
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1・2 |
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真野 芳久 |
講義題目 | |
開講キャンパス | 瀬戸キャンパス |
授業概要 | プログラムを評価する基準の1つに性能がある。プログラムの性能を左右するアルゴリズムやデータ構造に関して、計算量などの基本概念、その評価法、良いアルゴリズムの設計法、よくある問題に対する具体的な良いアルゴリズムやデータ構造に関する知識を学ぶ。 |
学修目標 | 1. アルゴリズムを評価する基準と方法を説明できる 2. いくつかのアルゴリズム設計法を知っている 3. よくある問題に対する良いアルゴリズムに関する基本知識を持っている 4. 良いアルゴリズムを導くいくつかのデータ構造を知っている 5. 基本的な問題に対して良いアルゴリズムを作成し評価することができる |
授業計画 | アルゴリズムを解析・評価する理論的基礎、代表的なアルゴリズム設計法、よくある問題とアルゴリズム、良いアルゴリズムを導くデータ構造、の4つのテーマを織り交ぜながら、具体的には次のように講義を進める。 第1〜2週:理論的基礎。アルゴリズム論における基本概念、計算量とその解析方法 第3〜5週:設計法。分割統治法、動的計画法、貪欲法、分枝限定法 第6〜7週:アルゴリズム。探索、整列、中央値、文字列照合 第8〜10週:データ構造。グラフとその表現、 探索木(2分探索木、2色木、B-木)、ヒープ(2分ヒープ、2項ヒープ) 第 11週:アルゴリズム。最小全域木、最短経路 第 12週:理論的基礎。ならし解析 第13〜14週:データ構造。フィボナッチヒープ、互いに素な集合 第 15週:定期試験 |
評価方法 | レポート(30%)および学期末(70%)の定期試験による。 |
テキスト | T.コルメンら著、浅野ら訳:アルゴリズムイントロダクション (第1巻 数学的基礎とデータ構造、第2巻 アルゴリズムの設計と解析手法、第3巻 精選トピックス)、近代科学社、1995. |
その他 |