94201 グローバル・ガバナンス研究
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選 |
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春学期 |
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2 |
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1・2 |
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須藤 季夫 |
講義題目 | |
開講キャンパス | 瀬戸キャンパス サテライトキャンパス |
授業概要 | ポスト冷戦期の国際政治に見られる顕著な現象は、経済格差問題、テロリズム、人権・民主化問題や環境問題などが一国レベルでは対処できない国際的な問題群として登場したことである。その国際的な対応策として注目されているのがグローバル・ガバナンスであり、政府なき統治がはたして可能なのかは今日最も重大な課題の一つになっている。本講義においては、グローバル・ガバナンスへの取り組みに関して、国連・国際組織や地域機関等の諸活動を考察しながら、その可能性を政策論的に検証する。 |
学修目標 | (1) グローバリゼーションの動向を理論的に捉える視座を学習する。 (2) グローバル・ガバナンスの可能性を事例を通じて理解する。 |
授業計画 | (1) グローバル・ガバナンスとは何か (2) グローバル・ガバナンスの歴史と課題 (3) 国連とガバナンス問題 (4) 国際組織とガバナンス問題 (5) 地球問題(安全保障) (6) 地球問題(貿易・金融・開発) (7) 地域組織の役割とグローバル・ガバナンス (8) 欧州における動向 (9) 第三世界とグローバル・ガバナンス (10) 反グローバリズム (11) アジア・太平洋における動向 (12) 東アジアの地域主義とグローバル・ガバナンス (13) ARFとASEAN+3の可能性 (14) 21世紀型グローバル・ガバナンスをめざして |
評価方法 | レポート |
テキスト | 渡辺昭夫・土山實男編『グローバル・ガヴァナンス』東大出版 2001 |
その他 |