94321 公会計制度研究
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選 |
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秋学期 |
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2 |
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1・2 |
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亀井 孝文 |
講義題目 | |
開講キャンパス | 瀬戸キャンパス サテライトキャンパス |
授業概要 | 公会計とは行政活動の結果を貨幣的記録および計算書として納税者に開示することにより説明責任を解除するシステムである。近年、先進諸国においてニュー・パブリック・マネジメント論に立って公会計を根本的に改革する議論が活発に展開されている。公的部門にも企業経営の発想とそこで用いられる会計を取り入れようとするものであるが、その是否についての見解はさまざまである。本講義では、公会計改革をめぐる外国の現状を概観しつつ、わが国における各種改革試案の内容を検討する。 |
学修目標 | まず、企業会計とは異なる公会計の特質を理解し、公会計制度の問題点を認識する。次に、内外の改革試案を検討することによって、新しい制度概要を素描できるようにしたい。 |
授業計画 | 1.公会計制度(国・地方自治体の会計制度)の概要(第1回〜第2回) 2.予算制度の概要(第3回〜第4回) 3.公会計制度の問題点(第5回〜第9回) 4.公会計の理論と改革の動向(第10回〜第14回) |
評価方法 | 授業時における討論への参加、発表および期末レポート等を総合的に勘案する。 |
テキスト | 資料配付の他、適宜指定する。 |
その他 | 《参考書》 亀井孝文著『公会計改革論』、白桃書房 2004年 クラウス・リューダー著/亀井孝文訳『地方自治体会計の基礎概念』、中央経済社 2000年 国際公会計学会監修/吉田 寛・隅田一豊・筆谷 勇編集代表『公会計・監査用語辞典』、ぎょうせい 2002年 |