南山大学　シラバス検索用

指定	必	期間	春学期秋学期
単位	２	年次	1
担当者	三好　千春

他の科目との関連
履修対象学科
副題
講義内容	人類が継承してきた文化には、人々の宗教心が深く関わっている。そのために、現代世界の社会や文化を理解するには宗教に関する理解が不可欠である。また、キリスト教が持つ価値を正しく評価するためには宗教そのものの理解が必要である。本講義では、宗教理解への入門として特定の宗教を取り上げるとともに、宗教現象の分析を通じて、宗教がもつ文化的・社会的意味、宗教と人間観・世界観の関係について考察する。この講義を通じて宗教に対する理解を深めるための基礎的な枠組みを習得することを目指す。
学修目標	１）日本の宗教の歴史をたどり、現代日本に生きる私たちの土台を理解すること、２）ユダヤ教、イスラーム、仏教など主要宗教の信仰や文化を知ることで異文化理解の視野を拡げること、３）現代世界における宗教の問題点（カルト、原理主義など）を考察し、理解すること。
講義計画	以下の項目を14回に分けて講義します。１　日本宗教史（１）：神祇信仰２　仏教３　日本宗教史（２）：神と仏４　日本宗教史（３）：国家神道５　現代日本社会と宗教６　「宗教国家」アメリカ７　ユダヤ教８　イスラーム９　ヒンドゥー教 ※内容変更の可能性あり。
評価方法	出席（30％）、リアクションペーパー（30％）、期末レポート（40％）などで総合的に評価します。
テキスト	毎回プリントを配布。ヴィデオ、DVD、パワーポイントなどの視聴覚教材も適宜使用する予定です。
その他	キリスト教は２年次の「キリスト教概論」で詳しく扱うため、「宗教論」では取り上げません。私語禁止。