00543 法と人間の尊厳3
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選必 |
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春学期 |
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2 |
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2〜4 |
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唐津 博 |
他の科目との関連 | |
履修対象学科 | 全 |
副題 | 企業社会における人間と法 |
講義内容 | 本講義では「人間の尊厳」を法との関わりにおいて考察する。そのために、社会生活に欠くことのできない法制度の諸相やその思想的根拠を考察し、「人間の尊厳」が法的にどのように具体化されているかを学ぶ。また刻々と変化しつつある社会情勢において生起してくる様々な人権問題の解決のための法的措置の有効性と限界について学び、これからの法制度や法哲学の課題について検討する。 |
学修目標 | 職業生活におけるコモン・センスとしての労働法ルールのアウトラインを理解したうえで、企業社会のあり方を、「働く人」の観点から問い直し、考えるための基本的知識を習得する。 |
講義計画 | 1.労働関係の成立:採用の法ルール、採用内定、試用 2.労働関係の基本要素:労働契約、労働者・使用者 3.労働条件:賃金の法ルール 4.労働条件:労働時間の法ルール 5.労働条件:休暇・休憩、休日、年休制度、育児・介護休業制度 6.雇用平等:女性労働、均等法 7.雇用平等:労基法・母性保護、セクシュアル・ハラスメント 8.雇用形態:パート、派遣 9.労働関係の展開:就業規則、人事(配転・出向)、懲戒処分 10.安全・衛生:労働災害、過労死、過労自殺 11.労働関係の終了:解雇、整理解雇、定年制 12.労使関係:労働組合・労働協約 13〜14.労使関係:不当労働行為 15.定期試験(筆記試験) |
評価方法 | 筆記試験の成績その他によって評価する。筆記試験の成績の比重は8割とする。 |
テキスト | 浜村・唐津・青野・奥田『ベーシック労働法(第2版増補版)』(有斐閣、2006年) |
その他 |