06123 異文化の理解2、3
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選必 |
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春学期 秋学期 |
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2 |
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1〜4 |
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杉下 かおり |
他の科目との関連 | |
履修対象学科 | 全 |
副題 | 文化人類学とアフリカ |
講義内容 | 文化人類学は、異文化の理解を中心的な課題とする学問です。本講義では、まず、西洋と日本における文化人類学の歴史を概観します。この時、「理解」の前提となっている世界秩序を明らかにし、文化人類学のあり方を問い直します。次に、私達が持つアフリカ観を批判的に検討し、その上で、文化人類学的なアフリカ研究を紹介します。具体的には、「妖術」や「精霊」に関する言説と実践、特に「伝統医」と呼ばれる専門家の活動に注目し、現代アフリカの複雑な意味世界を探訪します。 |
学修目標 | 以下の点を中心に講義内容を理解し、それについて自分なりの問題意識を形成し、主体的に学ぶことを心掛けて下さい。 1.西洋による非西洋支配と文化人類学の関係 2.日本における文化人類学の発展 3.西洋と日本のアフリカ観 4.災因論としての妖術・精霊信仰 5.伝統医療と近代医療の関係 |
講義計画 | 1.導入 2.文化人類学の歴史:理解する「西洋」と理解される「非西洋」(1) 3.文化人類学の歴史:理解する「西洋」と理解される「非西洋」(2) 4.日本の西洋化_近代化と文化人類学(1) 5.日本の西洋化_近代化と文化人類学(2) 6.異文化としてのアフリカ:「未開」の烙印(1) 7.異文化としてのアフリカ:「未開」の烙印(2) 8.自文化としてのアフリカ ─ ゲストを迎えて 9.妖術と精霊をめぐる意味世界(1) 10.妖術と精霊をめぐる意味世界(2) 11.科学と非科学のはざま:「伝統医療」の展開(1) 12.科学と非科学のはざま:「伝統医療」の展開(2) 13.異文化理解を越えて 14.まとめ 15.定期試験 |
評価方法 | 定期試験80%、平常の取り組み20%の割合で成績を評価します。後者について評価するため、講義の感想などを書く機会を設けます。 |
テキスト | 特に指定しません。講義中に参考文献を紹介するほか、必要に応じて資料を配布します。 |
その他 |