06145 アジアとの出会い1、5
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選必 |
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秋学期 春学期 |
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2 |
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1〜4 |
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原 不二夫 |
他の科目との関連 | |
履修対象学科 | 全 |
副題 | 東南アジアの華人と多数派種族 |
講義内容 | 日本はアジアに属しているにもかかわらず、これまでアジアを見過ごしてきた。そのアジアの文化的、経済的重要性が近年ますますクローズアップされてきている。わが国が21世紀における真の国際化に貢献するためには、これまでの欧米偏重主義を改め、アジアの一員としての自覚を再確認し、積極的にアジアに視野を広げなければならない。本講義は、このような問題意識のもとに、広くアジア一般の文化について理解を深める。 |
学修目標 | 東南アジアの多数派先住民が外来者である華人をどのようにして受け入れてきたか、逆に華人はどのようにしてそれぞれの居住国に融け込んできたかを見ることによって、「異文化」の相互受容のあり方を学ぶ。 |
講義計画 | アジア文化の多様性を理解するため、各国の「少数派」である華人がどのように受け入れられてきたかを、次の枠組みで検討する。 1・2.東南アジア各国における華人社会の形成 3.華人と多数派先住民──何が違うのか 4.映画上映 5.国民概念の形成──インドネシア、マレーシア 6.融合先進国・タイ 7.国籍取得条件の変遷(1)インドネシア、フィリピン 8. 〃 (2)マレーシア 9.教育政策(1)インドネシア・タイ 10. 〃 (2)マレーシア・シンガポール 11.職種規制。華人企業と政界有力者 12.マレーシアの新経済政策 13.なお残る問題 14.まとめ 15.試験 |
評価方法 | 試験 |
テキスト | 講義中に紹介 |
その他 |