06523 知識の探求2、3
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選必 |
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春学期 秋学期 |
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2 |
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1〜4 |
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牛島 謙 |
他の科目との関連 | |
履修対象学科 | 全 |
副題 | インターネットの思想と文化 |
講義内容 | 現在ではほとんどの人がインターネットを使っていますが、インターネットを生み出した文化的・社会的な背景について理解している人はごく少数です。この講義では、インターネットを創造したアメリカの思想や文化について理解することを目指します。 インターネットの基本設計に深くかかわった代表的な人物を数人取り上げ、その人々が何を考え、何を目標としていたかを考察し、インターネットの背後にある文化について知っていきます。インターネットを利用することではなく、インターネットを理解することがこの講義の目標です。 |
学修目標 | この講義の学修目標は次の3点です。 1.インターネットというネットワークの特性を理解すること。 2.インターネットを創造することに寄与した人々の行動規範を理解すること。 3.インターネットの背景にある思想や哲学を理解すること。 |
講義計画 | 1.序論 2.インターネットのパイオニアたち 3.インターネットの発展段階 4.ARPANETと3人の大学院生 5.インターネットの設計思想 6.ベストエフォートと自律分散 7.エンド・ツー・エンドの原理 8.ウェブの創成:ティム・バーナース=リー 9.なぜウェブはキラーアプリケーションになったのか? 10.インターネットとハッカー倫理 11.RFCとIETF 12.IETFの道 13.マイクロソフトと独占禁止法裁判 14.マイクロソフトとインターネット 15.定期試験 |
評価方法 | 成績は筆記試験と出席・レポートの3点で評価します。評価の比率は、筆記試験70%/出席15%/レポート15%です。 |
テキスト | 講義専用のテキスト(カラー版)を使用します。 牛島研究室編『インターネットの思想と文化』2007年版 |
その他 | 授業では全時間、プロジェクタを使用します。テキストや教材はすべてデジタル化されています。また、授業の内容はインターネットで公開します。勉学に役立ててください。◆牛島研究室0nLine(専用サーバー)http://usi.yokkaichi-u.ac.jp/ この講義を受講するために、インターネットやコンピュータに関する特別な知識は必要ありませんので、心配せずに履修してください。 |