南山大学

 
指定
期間
春学期
単位
年次
1〜4
担当者
細谷 博
他の科目との関連
履修対象学科
副題 ことば・映像によって〈他者〉を生きる
講義内容  小説や詩そして映画を鑑賞するよろこび、さらに考えるよろこびを充分に味わいつつ、テキストのより確実な理解と様々な解釈の可能性を知ることで、読むことの奥行きを体験する。よりゆたかな〈読み〉を追求するとことで、さらに近代の人間と社会をすぐれて表現されたものとして考察してゆく。
学修目標  ことばや映像によって表現されたさまざまな人間形象と作中世界のあり方を対象として、まずは正確な理解をめざす。さらに、すぐれた解釈にふれてみずからの読み方をも対象化し、相対化することによって、より柔軟に深化、発展させられるような読解力と思考力を養うことを目標とする。
講義計画  小説と映画作品の読解、鑑賞と分析を交互に行っていく。
1 導入 文学作品の読み方
2〜13 作品読解、映画上映、分析批評。
14 まとめ
15 筆記試験

 なるべくわかりやすく、具体的に作品本文を読み解いていく。重要な箇所を随時ページ数で指摘するので、テキストは指定のものを用意すること。
評価方法 定期試験により評価する。欠席過多を適用する。
テキスト 村上春樹『ノルウェイの森』上・下、講談社文庫
村上龍『限りなく透明に近いブルー』講談社文庫
田中康夫『なんとなく、クリスタル』新潮文庫
吉本ばなな『キッチン』新潮文庫
その他を予定
その他