南山大学

 
指定
期間
春学期
単位
年次
1〜4
担当者
石黒 淳
他の科目との関連
履修対象学科
副題
講義内容  インドに始まり中国、東南アジア、日本といったアジア諸国で花開いた仏教美術について、スライドを使用しながら講義します。
 仏教美術は西紀前5〜6世紀頃インド東北部に生まれた釈尊が説いた仏教を背景にした宗教美術です。仏教美術を理解するために仏教についての基礎知識と仏教に大きな影響を与えたバラモン教と呼ばれる宗教について講義します。また仏教やバラモン教を生んだインドやインド周辺国(パキスタン、ネパール、スリランカ)の風土についても講義します。
学修目標  インドに始まり中央アジア、中国、韓国を経て日本に伝わった仏教美術の基本的な知識を学修させる。とくにインドにスポットライトをあて、仏教という宗教の特色をインド固有のヒンドゥー教などと比較し学修し、仏教に関しても基本的知識を学び、その上で造形作品が鑑賞できる能力を身につけさせることを目標とする。
講義計画 (1)仏教美術概説
(2)仏教以前のインドの宗教と宗教美術
(3)I 仏教の創始者釈尊の生涯(1)
(4)II      〃     (2)
(5)仏教の創始者釈尊の生涯の美術(仏伝図)
(6)I 釈尊の前生物語(1)
(7)II    〃   (2)
(8)釈尊の前生物語の美術(本生図)
(9)I 仏像の誕生・ガンダーラ美術
(10)全体のまとめ
以上の予定で講義を進める。
評価方法 筆記試験で評価する。出席を重視する。
テキスト
その他