南山大学

 
指定
期間
春学期
単位
年次
1〜4
担当者
山田 秀
他の科目との関連
履修対象学科
副題 文化現象としての法、刑法及び国際法
講義内容  法と呼ばれるものが人間の生存のあり方とどのように関連して働いているのかという基本的問題を、この講義では、文化現象としての法という序論的考察を行って後、主として刑法に素材を求めつつ考察していく。
学修目標  法学の基礎的事項、法秩序の構造と機能、犯罪と刑罰についての概略を習得することを目標とする。
講義計画 第1回 法学入門(1):文化における法の位置と機能
第2回 法学入門(2):社会統合における法の位置と機能
第3回 法学入門(3):法秩序の体系
第4回 刑法の基礎理論、構成要件の理論
第5回 因果関係論
第6回 違法性についての問題(1):主観的違法要素
第7回 違法性についての問題(2):違法性阻却事由(1)
第8回 違法性についての問題(3):違法性阻却事由(2)
第9回 責任についての問題(1):故意、故意の種類
第10回 責任についての問題(2):錯誤の諸問題
第11回 責任についての問題(3):過失
第12回 未遂、共犯その他
第13回 国際法の形成と展開過程(1)
第14回 国際法の形成と展開過程(2)
評価方法 主として筆記試験により評価を行う。登録人数によっては、毎回出席を確認し、同時に小問題(小レポート)を課すこともあり得る。その場合には、それを考慮に入れる。
テキスト 開講時に指定する。
その他 法学部クラス(再履修者を除く)は習熟度別クラスとする。