南山大学

 
指定
期間
秋学期
単位
年次
1〜4
担当者
石井 一成
他の科目との関連
履修対象学科
副題 物質の物理学
講義内容 物質の構造や性質について学びます。おもな話題は、
(1)原子や分子の構造は元素の周期表を中心にしてどのように理解できるか
(2)物質の構造と性質は温度や圧力とともにどのように変化するか
(3)エネルギーと熱の基本的な性質はなにか
(4)放射能とはなにか
です。物理では、枝葉末節にとらわれず、現象の本質を基本的な法則やかんたんなモデルによって理解することが大切です。
学修目標  物質に関する基礎力として、
1.物質のミクロな構造と性質(原子、分子、原子核)
2.物質のマクロな構造と性質(温度・圧力依存性、3相)
3.エネルギーと熱(エネルギー保存則、熱力学の3法則)
が理解できるようになる。
物理的認識の応用力として、
4.物事を大まかに正しく理解する力
5.有効数字1桁で計算する力
6.誤差に対するセンス
を身につける。
講義計画 以下のテーマの中から、クラスの編成と基礎知識に応じて、適切なものを選び講義します。
1.原子と分子
2.元素の周期表
3.気体の温度・圧力と体積
4.物質の相と相変化
5.熱とエネルギー
6.熱機関と熱効率
7.物質の構造
8.原子とスペクトル線
9.電子と電流
10.放射能
11.原子核反応
評価方法 レポート(主)とリアクションペーパー(副)
テキスト 『物理学A&B』、柏村昌平著、学術図書出版社
その他