南山大学

 
指定
期間
春学期
単位
年次
3
担当者
武山 隆昭
他の科目との関連 国語科教育法Bの履修前提科目
履修対象学科
副題 国語科教育法概論
講義内容  国語科教育の基盤から説き起こし、国語科教育の歴史、過去および現行学習指導要領の解説をした後、単元学習の組織、学習指導法、評価の理論及び方法、教材論について講じ、「学習指導案」の書き方をマスターさせる。
学修目標  中学校・高等学校の国語科教員として必要な「国語科教育」に関する知識・指導方法と指導技術を身につけ、教育実習時に恥をかかないように「学習指導案」の書き方を会得する。
講義計画  1  序 章 国語科教育の基盤。……学校教育で「国語科」が存在する法律上・学問上の基盤を講ずる。
2〜3 第1章 国語科教育の史的展望。……明治以降の国語科教育(指導理論・指導技術)の発達の跡をたどる。
 4  第2章 現行学習指導要領について。……平成10年12月告示の小・中、平成11年3月告示の高学習指導要領について、改訂のねらい・特徴、構成などを改訂前のものと比較しながら講ずる。
5〜6 第3章 単元学習。……現在の教科書編集・授業組織の根幹となっている「単元理論」について講ずる。
7〜8 第4章 学習指導法。……学習者の編成形態、学習指導の方法、板書の仕方、ノート指導等について講述する。
9〜10 第5章 学習指導案の書き方。……指導案作成の意義、種類、形式について講じた後、学習指導案を書く。→レポート。
11〜12 第6章 国語科における評価。……評価の目的・時期・方法等について論じる。
13〜14 第7章 国語科の教材。……望ましい教材、教科書の位置付け、教科書検定制度と採択の実態について論ずる。
評価方法 春学期は「学習指導案」を作成し、レポートとして提出する。レポートと出席点とで総合評価する。欠席過多を適用する。ウエイトは8:2。
テキスト 武山隆昭『新しい国語科教育法 改訂版』(私家版):最初の時間に実費販売。
参考書は授業中に逐次紹介。
その他 授業方法は、テキストを中心とし、適宜プリントを配布しながら、講義法(時として問答法)で授業を進める。質問は、授業中に随時受け付ける。