南山大学

 
指定
期間
秋学期
単位
年次
2秋〜4
担当者
横山 輝雄
他の科目との関連 人類文化学科の2000-2003生がこの科目を履修する場合は、人類文化学科の学科選択科目となるので注意(人類文化学科の新旧カリキュラム対照表を参照)。
他学科履修
副題 現代コミュニケ−ションの諸問題
講義内容 現代日本人のコミュニケ−ション様式について、技術との関連などとからめて考察するほ
        か、異文化受容の問題やグロ−バル化の中でのコミュニケ−ション現象を、権力の問題に
        焦点をあてて検討する。コミュニケ−ションの地平としての、言語、非言語、アイデンテ
        ィティの問題を、時間、空間、レトリックに焦点をあてて考察し、家庭、ジェンダ−、教
        育、企業、メディアといった具体的場面におけるコミュニケーションと言語をめぐる問題
        を検討する。
学修目標 1.近代化が時間・空間認識をどう変えたかを知っている。
        2.国際共通語の問題点を理解している。
        3.アイデンティティの問題とコミュニケ−ションの問題との関連を理解している。
        4.言語論的転回とは何かを知っている。
        5.「コミュニケ−ション能力の育成」のもつ問題点を理解している。
        6.家庭や企業において現在どのようなコミュニケ−ション問題があるかを知っている。
        7.テクノロジ−とメディアのコミュニケ−ション上の役割を知っている。
        8.多文化主義やグロ−バリズムとコミュニケ−ション様式の変容の関係を理解している。
講義計画 1.序論:「コミュニケ−ションと言語」でめざすもの
        2.近代的時間と「時間厳守」
        3.近代化、都市化と空間認識
        4.英語と国際共通語問題
        5.アイデンティティとコミュニケ−ション
        6.言語論的転回とレトリック
        7.家庭内コミュニケ−ションの変容
        8.ジェンダ−とコミュニケ−ション
        9.教育における「コミュニケ−ション能力の育成」問題
        10.労使関係と企業内コミュニケ−ション
        11.テクノロジ−とコミュニケ−ション
        12.メディアとレトリック
        13.多文化主義とコミュニケ−ション
        14.グロ−バル化とコミュニケ−ション
        15.定期試験
評価方法 中間試験20%、定期試験80%により評価する。
テキスト
その他