南山大学

 
指定
選必
期間
春学期
単位
年次
2〜4
担当者
西脇 純
他の科目との関連
他学科履修
副題 ことばとしるし—入信の秘跡—
講義内容 本講義は二部構成になっています。
第一部(2〜6)では、ローマ・カトリック教会における「秘跡」の基本的な考え方を紹介いたします。
第二部(7〜14)では、ローマ・カトリック教会の七つの秘跡のうち、特に「入信の秘跡」と呼ばれる「洗礼」「堅信」「エウカリスチア」を扱います。その際、入信の秘跡を祝う典礼祭儀の発展史を辿ったうえで、現行の入信の秘跡の式次第を追いつつ、儀式の中で祝われる秘跡の諸相に接近することにより、秘跡への理解を深めたいと思います。
学修目標 秘跡を構成する「ことば」と「しるし」の機能についての理解を深めます。
講義計画 1)はじめに
2)認識のひとつのあり方としての「しるし」
3)「ことば」と「しるし」を通して
4)秘跡概念の成立と発展
5)「七つの」秘跡
6)原秘跡
7)入信の秘跡(1)
8)入信の秘跡(2)
9)入信の秘跡(3)
10)入信の秘跡(4)
11)入信の秘跡(5)
12)入信の秘跡(6)
13)入信の秘跡(7)
14)入信の秘跡(8)
評価方法 出席状況15%、授業態度15%、レポート70%により評価いたします。
*単位取得のためには、3分の2以上の出席が求められます。
テキスト 講義の中で随時参考文献を紹介いたしますが、あらかじめ以下の基本文献に目を通しておくことを強くお勧めします。
日本カトリック司教協議会教理委員会監訳『カトリック教会のカテキズム』(カトリック中央協議会、2002年)335〜513頁。
日本カトリック司教協議会監修、新要理書編纂特別委員会編集『カトリック教会の教え』(カトリック中央協議会、2003年)161〜260頁。
その他