21281 宗教史I
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選必 |
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春学期 |
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2 |
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2〜4 |
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奥山 倫明 |
他の科目との関連 | |
他学科履修 | 可 |
副題 | 戦後アメリカ宗教史 |
講義内容 | 1950年代に《プロテスタント・カトリック・ユダヤ教》と類型化された戦後アメリカ合衆国の宗教の多様性は、1965年の移民法改正を経て、いっそうの多様化が進み、宗教多元主義の様相を呈してきた。 その後、1980年代には主流派プロテスタントの停滞が指摘される一方で、一貫したカトリックの増大、また福音主義、原理主義の興隆が注目を集めて今日に至っている。 この授業では、近年の基本的な諸文献の読解を通じて、戦後アメリカ宗教史に関する全体像の把握を目指す。 |
学修目標 | ・アメリカ合衆国におけるキリスト教史の概要を把握する。 ・アメリカ合衆国の現代史の概要を把握する。 ・戦後アメリカ宗教史の概要を把握する。 |
講義計画 | 1〜3、アメリカ・キリスト教史の背景(1)〜(3) 4〜6、戦後アメリカ合衆国史の概要(1)〜(3) 7〜9、戦後アメリカ宗教史(1)〜(3) 10、文化戦争をめぐる諸問題 11、宗教多元主義の現状 12、政教関係をめぐる諸問題 13、まとめ |
評価方法 | 授業への参加様態(40%)と、期末レポート(60%)による総合評価 |
テキスト | 有賀夏紀『アメリカの20世紀』(下)中公新書、2002年 堀内一史『分裂するアメリカ社会』麗澤大学出版会、2005年 森本あんり『アメリカ・キリスト教史』新教出版社、2006年 |
その他 |