21371 キリスト教史(古代教会史)
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選 |
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春学期 |
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2 |
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2〜4 |
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三好 千春 |
他の科目との関連 | |
他学科履修 | 可 |
副題 | |
講義内容 | ユダヤ教から分離独立して新しい宗教として成立した後、キリスト教はヨーロッパ、アフリカ、アジア方面へと拡がっていった。アジア方面については他の講義(「アジアとキリスト教2」)で扱うので、ここではヨーロッパおよびアフリカ方面に展開したキリスト教の歴史を扱う予定。キリスト教が拡大していく過程は、キリスト教が様々な文化や社会によって変化させられ、同時に浸透していった各地の文化、社会を変容させていった過程でもあった。本講義では、こうした点に注意しつつ、原始キリスト教の成立から、西ローマ帝国の滅亡(古代の終焉)までを扱う。 |
学修目標 | キリスト教がどのように誕生し、発展していったかを理解し、キリスト教が歴史的に持つ問題や特色を考察する。 |
講義計画 | 1 イントロダクション:ローマ帝国 2 エルサレム教会:ヘブライオイとヘレニスタイ 3 聖パウロの宣教 4 初代教会への迫害 5 2世紀のキリスト教思想:グノーシス主義ほか 6 帝国のキリスト教 7 キリスト教徒の生活 8 修道制の起源とその発展 9 教義論争と公会議 10 中東およびアフリカにおける教会 11 教父の時代 12 キリスト教と軍隊・戦争・平和 13 キリスト教と女性 14 古代の終焉 ※若干の変更の可能性あり。 |
評価方法 | 出席(30%)、リアクションペーパー(20%)、レポート(50%)による総合評価 |
テキスト | 適宜プリントを配布。 |
その他 |